第24回
日本亜鉛栄養治療研究会学術集会

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テーマ

亜鉛と臨床・基礎の接点

亜鉛はなぜ健康に必要なのか?亜鉛欠乏症はどのような病気なのか?
基礎と臨床の両側面から理解と解明に挑みます。

  • 会期

    2022年8月6日(土)12:30~18:00

  • 開催
    方式

    ハイブリッド開催(オンライン & 現地参加)

  • 参加費

    1,000円(学生は無料)

  • 研究会会長:川口 雅功
    (済生会和歌山病院消化器内科 部長)

  • 第24回学術集会主担当:海道 利実
    (聖路加国際病院消化器・一般外科 部長)

第24回学術集会が終了いたしましたので、コンテンツページはクローズいたしました。

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第24回日本亜鉛栄養治療研究会学術集会を開催いたしました

たくさんのご参加、まことにありがとうございました。

お知らせ

ごあいさつ

第24回日本亜鉛栄養治療研究会学術集会の開催に寄せて

このたび、第24回日本亜鉛栄養治療研究会学術集会を開催するにあたり、ひとことご挨拶申し上げます。

初めに、新型コロナウイルス感染症により、健康被害を受けられた方にお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになられました方に対しまして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。本研究会には多くの医療従事者が会員登録されています。医療従事者のみなさまのご尽力に敬意を表すとともに、一刻も早い事態の収束を祈念いたしております。

2022年2月に開催した第23回学術集会は、第21、22回学術集会にひきつづき、オンライン形式での開催となりました。多方面の分野から6名もの方に講演者としてご登壇いただいたほか、一般演題として8名の発表者によるプレゼンテーションを実施するなど、オンライン開催でも活発な交流ができるよう、新たな試みに取り組みました。みなさまの積極的なご参加もあり、400名ちかい方に参加登録いただいた盛況な会となりました。

第24回学術集会は、新大阪丸ビル別館会場とWEB配信を併用してハイブリッド形式での実施を予定しております。新型コロナウイルスの感染状況に留意しながら、より多くの方がたに亜鉛の重要性を認識していただけるよう、さらに充実した交流・議論の場を用意したいと考えております。第24回学術集会を担当いただく海道利実先生、神戸大朋先生、川原正博先生のご尽力に深謝するとともに、みなさまのご理解とご協力に感謝申し上げます。

今回の学術集会も本研究会のモットーである基礎と臨床の融合を意識して、「亜鉛と臨床・基礎の接点」をテーマに構成しました。基礎領域では吉川 豊先生から糖尿病治療を目指した亜鉛錯体の合成とその成果について、玉野春南先生からはメタロチオネイン合成を新機軸とするアルツハイマー病の防御戦略について、臨床領域では西川浩樹先生から肝疾患におけるサルコペニアと亜鉛についてご講演を賜りたいと思います。今回は2月に逝去されたアナンダ・プラサド先生に追悼の意を表すと同時に、プラサド先生のお仕事をみなさまとともにふりかえる「追悼講演」を前会長の深田俊幸先生にお願いしております。なお、これまでは参加費無料でしたが、さまざまな理由から、今回からは参加費として1,000円をいただきたいと思います。なにとぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

本研究会は、基礎と臨床の両側面から亜鉛の重要性を究明してまいります。多くの方がたのご参集をお願い申し上げますとともに、第24回学術集会の盛会を心より祈念いたしております。

  • 日本亜鉛栄養治療研究会
  • 会長 川口 雅功
  • (済生会和歌山病院消化器内科 部長)

担当世話人を代表して

このたび、第24回日本亜鉛栄養治療研究会を2022年8月6日にハイブリッド開催させていただくことになり、担当世話人を代表いたしまして、ご挨拶させていただきます。

初めに、新型コロナウイルス感染症により、健康被害を受けられた方にお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになられました方に対しまして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。本研究会には多くの医療従事者が会員登録されています。医療従事者のみなさまのご尽力に敬意を表すとともに、一刻も早い事態の収束を祈念いたしております。

2020年2月に第20回を現地で開催して以降、新型コロナウイルス感染症のため、第21回、第22回、第23回とオンライン形式での開催となりました。しかし、コロナ禍で一気に広まりましたオンライン形式の便利さを実感しました一方、会場で顔を合わせ、交流を深め、活発な議論を行うことの大切さを再認識された方も多いのではないでしょうか?

そこで今回、川口雅功会長始め、副会長や担当世話人の先生方と相談し、2年半ぶりの現地開催とオンライン形式のハイブリッド開催とさせていただくこととなりました。この場をお借りいたしまして、第24回の開催に向けご尽力いただきました担当世話人の神戸大朋先生、川原正博先生、川口雅功会長、副会長、世話人の先生方ならびに新事務局の藤本壮史様、富永益造様始め京都通信社の皆様方に深謝申し上げます。

今回、亜鉛はなぜ健康に必要なのか?亜鉛欠乏症はどのような病気なのか?という疑問に対しまして基礎と臨床の両側面から理解と解明に挑むべく、「亜鉛と臨床・基礎の接点」というテーマにさせていただきました。そこで特別講演では、基礎領域から吉川豊先生に「糖尿病治療を目指した数百種の亜鉛媒体の合成とその成果」について、玉野春南先生に「メタロチエネイン合成を新機軸とするアルツハイマー病の防御戦略」について、また臨床領域から西川浩樹先生に「肝疾患におけるサルコペニアと亜鉛の関係」についてご講演していただきます。さらに今回、会長推薦講演としまして、前会長の深田俊幸先生から「Prasad先生を偲ぶー輝かしいご功績と思い出」のタイトルで追悼講演していただきます。また、一般演題には、基礎領域、臨床領域から各5題ずつ、大変興味深い演題のご応募をいただきました。感謝の意味も込めまして、一般演題ご発表者の中から最優秀演題賞、優秀演題賞、奨励賞を表彰させていただく予定です。

ただ7月になり、一気に新型コロナウィルス感染者数が増え、第7波が到来してしまいました。当日は皆様のご都合に合わせて、現地あるいはオンラインでご参加いただき、参加して良かったと心より思っていただけるような有意義な研究会となりますよう、しっかり準備したいと思います。

最後になりますが、8月の大阪は猛暑です。現地で参加される皆様は、ノーネクタイでクールビスでいらしてください。それでは、当日、会場または画面上で、皆様方とお会いできますことを心より楽しみにしております。

  • 第24回日本亜鉛栄養治療研究会 担当世話人(主担当)
  • 海道 利実
  • (聖路加国際病院消化器・一般外科 部長)