お知らせ
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2024.07.22
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2024.07.22
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2024.05.31
ごあいさつ
担当世話人を代表して
この度、第28回日本亜鉛栄養治療研究会学術集会を2024年8月24日に開催することとなりました。前回同様、より多くの皆様が参加できるようにWEB参加可能なハイブリッド形式での実施としております。本集会では、テーマを「改めて考える亜鉛の多様な役割――基礎から臨床まで」と掲げ、2つの特別講演とThink Zincレクチャー、さらに新たな試みとしてスポンサードセミナーを企画いたしました。
Think Zincレクチャーでは、小島明子先生に「亜鉛の不思議」と題してご講演いただきます。また、特別講演では、基礎領域から潮田 亮先生に「亜鉛イオンによるユニークな小胞体レドックス環境の制御」、臨床領域から伊藤隆徳先生には「MASLD患者における血清亜鉛測定の意義」と題してご講演いただきます。さらに、スポンサードセミナーでは、ノーベルファーマ株式会社様のご支援のもと、高橋 朗先生に「透析患者における低亜鉛血症――亜鉛の役割と期待」と題してご講演いただきます。
一般演題は口頭発表とポスター発表を企画し、基礎・臨床の多くの参加者が会場で情報交換できる場にしたいと考えております。
本研究会は、2010年に初代会長の宮田 學先生が、「近畿亜鉛栄養治療研究会」として立ち上げられ、2018年に現在の研究会名である「日本亜鉛栄養治療研究会」に改称されました。本研究会では、「基礎と臨床の融合」を目指し、医学、薬学分野だけでなく農学、栄養学など多様な分野の方々が集い、活発な議論を重ね、その情報を一般市民の皆様に発信して参りました。現在の情報過多の時代において、「亜鉛」が発揮する真の機能を正しく理解し発信することは極めて重要なことであります。今回の第28回集会では、新しい研究結果を交え、亜鉛の役割に関して改めて理解し考える機会としていただけましたら幸いに存じます。
最後になりましたが、本集会開催に向けてご尽力いただいております担当世話人の宮田央先生と橋本彩子先生、川口雅功会長、副会長、世話人の先生方、ならびに事務局の皆様方に感謝申し上げます。
- 第28回日本亜鉛栄養治療研究会学術集会
- 担当世話人(主担当) 神戸大朋